BLOG歯庵~歯科衛生士がお届けするオーラルヘルスの豆知識・当院での治療症例~

2015.08.28

歯科衛生士がお話しする歯の講座㉜ ~糸ようじ(フロス)を使おう~

歯科衛生士がお話しする歯の講座の第32講目です。

朝晩は少しずつですが、過ごしやすくなってきましたね。
そろそろお洋服も秋っぽさを出してお出かけしようかと思っています 😳

さて、皆さんはお口の清掃道具は何を使用されていますか?

いつまでもできるだけ自分の歯で美味しく食事をして、健康な生活をおくるたいですよね。
そのためには、日々のご自身による歯とお口の正しい清掃「セルフケア」が欠かせません。

年齢による成長や老化、生活環境により変化するお口や歯と歯肉(歯ぐき)には、変化に対応した正しい清掃用具とその使い方によるセルフケアをすることが必要といわれています。

今回は、補助用具の一つである、糸ようじ(フロス)についてお話しします。

毎日糸ようじを使っている方は少ないのではないでしょうか。
糸ようじは歯と歯の間の歯垢をとる道具です。

取り残した歯垢(プラーク)をほおっておくと・・・

歯周病・・・プラーク中の細菌により歯を支える組織に炎症が起きる病気です。
歯肉の腫れや出血に加え、悪化すると歯を支える骨が溶けて最終的には歯が抜けてしまいます。

むし歯・・・プラーク中の細菌が糖を分解して酸ができます。その酸が歯を溶かすのがむし歯です。
はじめは痛みがありませんが、悪化すると穴があき痛みがでてきて、歯の寿命が短くなる可能性が高くなります。

そのためには、歯ブラシだけでは磨けない、歯と歯の隙間の汚れを糸ようじ(フロス)を使って取ることは重要です。
歯と歯が接している部分(隣接面)のカリエスはフロスを使うことで予防ができます。

糸ようじ(フロス)の使い方

上から見ると「く」の字形になるように歯面にピタッと押しあてます。

両方の人差し指を下に向け、歯と歯の間にのこぎりの刃を小さく引くようにゆっくりフロスを挿入します。

 

歯や歯肉を健康に保つためには、毎日のブラッシングとあわせて、糸ようじ(フロス)による歯間のケアが大切です。

 

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