BLOG歯庵~歯科衛生士がお届けするオーラルヘルスの豆知識・当院での治療症例~

2019.10.29

歯科衛生士がお話しする歯の講座96~赤ちゃんの「歯」のはなし~

歯科衛生士がお話しする歯の講座の96講目です。

もう10月も終わりですね。
まだ暖房も使わずで、今年は暖冬のようですね。

さて、赤ちゃんの「歯」のはなしをしたいとおもいます。
成長・発達によってケアのしかたが変わる「歯」。
むし歯、磨き方などしりたいことがたくさんありますが、赤ちゃんの時期は何に気を付けたらいいのでしょうか。

歯の成長は個人差が大きといわれています。
10か月くらいまで、歯が1本も生えてこない赤ちゃんもいれば、7か月くらいで上下とも4本ずつ生えてくる赤ちゃんもいます。
生えてくる歯の順番も個人差があります。
育児書などに目安は書かれていますが、生え方、本数が心配なときは歯科医院で相談してみましょう。
まれに2本くっついて1本にみえる癒合歯や、歯の根がない欠損歯などもあります。
行政の1歳半健診などでも歯科の健診もありますので、そのチャンスも利用するといいでしょう。

歯が生えてきたら、親子の楽しい歯みがきタイムのスタートです。
赤ちゃんとママやパパとの親密な時間です。
歌を歌いながら、スキンシップを行いながらなど、楽しくなる工夫を早くから行って、歯みがきと仕上げ磨きの習慣をつけておくといいでしょう。
赤ちゃん用品専門店やドラッグストアで、たくさん並ぶ歯ブラシからお気に入りを選ぶのも楽しいものです。
仕上げ磨きの用の歯ブラシは、毛の部分が乳歯の役1.5本分くらい、毛足は短く柔らかく、持ち柄はまっすぐでもちやすいものがお勧めです。
自分用みがき用には、赤ちゃんに持たせていて危険が少ないものがいいでしょう。
のどつき防止の工夫がされているものもありますので、使いやすそうなものを選びましょう。

赤ちゃんはブラシの部分を噛むので、すぐに毛が広がってしまいがちです。
毛が広がった歯ブラシでは歯みがきの効果は期待できません。
こまめにチェックして交換してあげましょう。
むし歯予防方法は、歯みがきばかりではありません。
食生活にも大いに影響するといわれています。
通常、口の中は中性からアルカリ性で、唾液が歯の表面を修復したり守ったりしています。
けれども母乳やミルク、食べ物が口の中にあると、口の中が酸性に傾きます。
歯は酸性のときに表面が溶け出すので、できるだけ口の中は中性からアルカリ性の時間を多く作ることが虫歯になりにくいポイントといわれています。
だらだら飲みやだらだら食べを避け、メリハリのある食生活を赤ちゃんのころから心がけるといいでしょう。

 

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