BLOG歯庵~歯科衛生士がお届けするオーラルヘルスの豆知識・当院での治療症例~

2020.03.08

歯科衛生士がお話しする歯の講座101~歯医者デビュー②~

歯科衛生士がお話しする歯の講座の第101講目です。

落ち着かない日々が続きますが、心と体の健康を見つめる機会でもありますね。
感染症にかかりにくくするためにも、毎日の生活リズムも整えましょう!

さて、歯医者デビューについてのお話しをしている続きです。

知っておきたいむし歯になるメカニズム
乳歯は永久歯よりも虫歯の進行が速いという特徴があります。
むし歯の原因や進行を知ることが、予防の第一歩です。

ミュータンス菌がむし歯をつくる犯人
口のなかには常在菌とよばれるたくさんの細菌がいます。
そのなかのミュータンス菌がむし歯を作る主犯格です。
ミュータンス菌は糖分から粘液を作り出します。
そこにほかの細菌もすみついてプラークになると、糖を分解して酸を出し、歯を溶かしてむし歯をつくります。
乳歯は永久歯に比べて、エナメル質や象牙質が弱いという特性があります。
酸によって溶けやすいので、あっという間に神経まで達してしまうことがあります。

むし歯菌はまわりから赤ちゃんに伝播する

むし歯菌であるミュータンス菌は、歯が生えていない赤ちゃんの口のなかにはいません。
歯の本数がある程度増えたころ、ほかの人の唾液からうつるといわれています。
伝播を防ぐため、食べ物を口移しでは与えず、スプーンや箸の共有も避けましょう。
おうちのかたも虫歯や歯周病があれば治療し、虫歯にならない生活習慣を大切にして、口の中をきれいに保てるといいですね。

歯を守るキーワード

1歯みがき

習慣づけをはじめましょう

2フッ素

歯科医院などで塗布します。
市販の歯磨き剤にもふくまれています。

3正しい食生活

甘いものの食べすぎやだらだら食べないようにしましょう。

4定期検診

かかりつけ医を探して、3か月から半年に1回診てもらいましょう。

虫歯予防は歯みがきだけじゃない
歯みがきはとても重要ですがむし歯予防するのは、実は大変です。
上記の歯を守るキーワードとキシリトールが大切といわれています。
この5つを意識した生活を送ることが、むし歯予防に有効といわれています。
今からできることを見直していきましょう。

だらだら食べをしない生活を
歯を守るためには食べる間隔をあけることが重要です。
30~60分くらい何も食べないでいると、酸性化した口の中を唾液が中性に戻してくれ、さらに、とけた歯を唾液の中の成分が再石灰化し、修復します。
だらだら食べをしていると、口のなかが中性に戻れないため、むし歯が作られやすい環境になってしまいます。

また続きは・・・

 

大阪市天王寺区上本町の歯医者|藤村歯科クリニック大阪市天王寺区上本町の歯医者|藤村歯科クリニック

OFFICE HOURS診療時間

診療時間 :9:30~13:00/14:30~19:30
(土曜午後は14:00~17:00)
休診日 :木・日・祝
祝日のある週の木曜日は診療致します。

9:30~13:00/14:30~19:30
(土曜午後は14:00~17:00)
休診日:木・日・祝
祝日のある週の木曜日は診療致します。

ACCESSアクセス

〒543-0001
大阪府大阪市天王寺区上本町6-9-21
フュージョン+3F

TREATMENT MENU診療案内

インプラント・審美セラミック・
ホワイトニング・
インビザライン(マウスピース矯正)・

顎顔面矯正(子供の矯正)・むし歯治療・歯周病・

小児歯科・予防歯科・口腔外科・入れ歯・
マタニティ歯科