BLOG歯庵~歯科衛生士がお届けするオーラルヘルスの豆知識・当院での治療症例~

2020.04.29

歯科衛生士がお話しする歯の講座109~正しい知識を身につけよう2~

歯科衛生士がお話しする歯の講座の第109講目です。

今日は20℃を超えて過ごしやすい1日になりましたね( *´艸`)
したかったベランダ掃除がはかどりそうです!

さて、今回は前回からの続きで、早期発見・早期治療がキーワード 正しい知識を身につけて家族みんなで歯の健康を守ろう!というテーマです。

知っておきたい歯のトラブル

むし歯はどうしてできる?
口のなかの虫歯菌が糖を分解して酸を作り、この酸が歯の表面を溶かし始めます。
これがむし歯のはじまりです。
むし歯菌は口うつしなので人からうつるので注意が必要です。

唾液は歯を守る味方!
唾液には溶けた歯の表面を修復する働きがあり、これを再石灰化といいます。
唾液は食べかすを洗い流したり、酸を中和する働きを持つ、歯の強い味方です。

時間を決めて食べることがむし歯を予防します
口の中のpH値が5.4~5.5になると歯のエナメル質からミネラル成分が溶け出し、唾液によりpH値が中性に戻ると歯の溶けた部分が再石灰化します。
だらだらとした間食は、修復の時間がとれなくなるために、むし歯になりやすいといわれています。

歯周病の主な原因はプラーク!
歯周病とは、歯と歯肉の間に繁殖した細菌によって、歯のまわりの歯肉に炎症がおこる病気のことです。
炎症が進むと、歯を支える骨まで吸収されます。
その直接的な原因がプラーク(歯垢しこう)です。
プラークは食べかすではなく、歯の表面についたむし歯菌や歯周病菌など細菌のかたまりです。

こんなひとは歯周病にかかりやすい!
☆甘いものが好き
☆歯並びが悪い
☆歯ぎしりをする
☆口呼吸をするくせがある
☆口のなかのことに関心がうすい
☆煙草をすう
☆精神的なストレス
☆糖尿病
☆不摂生な生活
☆女性の思春期・妊娠期・更年期(女性ホルモンの増減の影響で歯肉炎が悪化しやすい)

歯周病進行のプロセス
自覚症状がほとんどない中で、歯と歯肉の間の溝にプラークがたまり、歯肉に炎症が起こることから始まる歯周病。
炎症が歯ぐきに限定されているときは歯肉炎、それ以上に進行すると歯周病(歯槽膿漏)と呼ばれます。
①健康な歯ぐき
ピンク色で引き締まっている。歯肉溝は浅い。
②歯肉炎
プラークがたまり、歯肉に炎症が起きる。
③軽度歯周炎
歯肉の炎症がひどくなり、歯周ポケットが深くなる。
④重度歯周炎
歯槽骨が破壊され、歯がグラグラになる。

続きはまた・・・

 

 

 

 

 

 

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