BLOG歯庵~歯科衛生士がお届けするオーラルヘルスの豆知識・当院での治療症例~

2014.04.16

歯科衛生士がお話しする歯の講座⑪ ~むし歯について②~

歯科衛生士がお話しする歯の講座の第11講目です。

4月も中旬になり葉桜になってきましたね。
しかし、まだまだ朝晩は冷え込むので体調の管理に気をつけて下さい。

さて前回は、むし歯のお話の中で「むし歯ができるまで」についてお話しさせて頂きました。
今回は、むし歯の進行とその治療の方法について、その中の第一段階についておはなしします。

CO(要観察歯)

症状

CO(要観察歯)は、虫歯菌の出す酸の影響で、歯の表面のエナメル質脱灰して白くなっている状態です。
まだ歯に穴は開いておらず、虫歯になりかけている段階なので、痛みなどの症状はありません。
しかし、乳歯や生えたばかりの永久歯は、歯が弱く虫歯の進行が早いので注意が必要です。
ちなみにCOは虫歯の進行度のCゼロではなく、Caries Obserbationの略で(しーおー)です。

治療法

この状態であれば適切な歯磨きを続けることで、歯の再石灰化作用によって、自然に元の健康な歯に修復されていくので、削ったり詰め物をしたりという直接の治療は必要ありません。
歯科医院で適切な歯磨きを習い、早め早めの定期検診を心がけて、虫歯の状態を確認しましょう。

フッ素入りの歯磨き剤を使用したり、カルシウムやリンなどのミネラルを含むペーストを併用するのも効果的です。

フッ素配合ハミガキを使うときは、次のことに注意しましょう。

効果的に使うための量

年齢によってハミガキの使用量の目安は異なります。
大人は1~2cm(約1g)が目安です。

歯みがき後の口すすぎ

1回程度、5~15mlの水を口に含み、すすいでください。口の中に残ったフッ素がむし歯の予防効果を高めます。
フッ素の安全性については、これまでも多くの実験によって確認されていますが、ハミガキは食品ではないので飲み込まないようにしましょう。子供の場合はひとりで口すすぎができるようになってから使いましょう。

普段の生活では、飲食後の適切な歯磨きを心がけ、ダラダラ飲食をしないことが大切です。

むし歯にならないことが一番ですが、なってしまったかなと思ったら早め早めに受診することで、結果的に歯医者さんに行く回数・痛い思いをすることが少なくなります。
藤村歯科クリニックでは、随時 歯の検診を実施しています!

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