BLOG歯庵~歯科衛生士がお届けするオーラルヘルスの豆知識・当院での治療症例~

2015.12.18

歯科衛生士がお話しする歯の講座㉟~年齢別ブラッシング&食生活習慣について~

歯科衛生士がお話しする歯の講座の第35講目です。

急に寒くなりやっと冬らしくなりましたね 😯
やはり寒さが厳しくなると、あたたかいもので身体を休めたいですね!
みなさんも寒さを少しでも楽しめるように過ごしてくださいね。

前回の歯科衛生士がお話しする歯の講座の引き続き、年齢別ブラッシング&食生活習慣についてお話ししたいと思います。

今回は6~7歳です。

この時期は、早くて5歳位から下の前歯がグラグラしはじめ、乳歯から永久歯への生えかわりが始まります。
前歯ばかりが気になりますが、同じころ乳歯の奥歯の後ろの何もないところから新たに永久歯が生えてきます。

この永久歯は生え始める年齢から別名「6歳臼歯」と呼ばれています。
6歳臼歯はかみ合わせの中心となり、かむ力も強く非常に重要な歯です。
虫歯にしない為にも、仕上げの歯磨きが重要な時期になってきます。

 

6歳臼歯が生えてくる場所は口の中の一番奥です。
生えてきたことに気が付かない事がよくあります 😥
生え始めは歯の一部分しか見えず、そのほとんどが歯ぐきに覆われています。
個人差はありますが、歯が生えきってしまうまで時間がかかるので磨きにくい状態が続きます。

また手前の乳歯との段差ができるため、汚れが残りやすく歯磨きもしにくい場所です。
そのため、気が付いたときにはすでに虫歯になっていたということがあるのです

おうちでのケア

歯みがきを工夫して、家族も手助けをしましょう

小さめの歯ブラシを、頬の方から斜めに入れて6歳臼歯の噛み合わせの面をみがきます。

歯ブラシは毛先を歯面にあてて、小刻みに動かしてみましょう。
最初は家族の方の手助けが必要です。

食事を規則正しくよく噛んで食べましょう

生えたばかりの6歳臼歯はまだ硬さが不十分です。

 よく噛むと唾液が出てきますので、バランスの取れた食事をよく噛んで食べましょう。

歯の健康に対する関心をもちましょう

この頃からお子さんに生えてくる歯はすべて永久歯です。

永久歯は生え変わる事はなく、失ってしまうと痛くて辛い治療生活だけではなく不便で不快な思いをしなくてはなりません。

そのため、生えたばかりの永久歯を一生大切にしないといけません。

おうちでも歯の健康と予防意識を育ててください。

歯医者さんでのケア

フッ素を使ったケア

フッ素を歯面に塗ります。
フッ素にはムシ歯予防効果があります。

定期的な歯科検診を

6歳臼歯はムシ歯になりやすいので、定期検診でハブラシの磨き方や早めのチェックを行いましょう。

適切なブラッシングと、正しい食生活が習慣化できるようにおうちでも歯医者さんでも頑張っていきましょう!

 

大阪市天王寺区上本町の歯医者|藤村歯科クリニック大阪市天王寺区上本町の歯医者|藤村歯科クリニック

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