幼児食アドバイザーによる食育講座の第48講目です。
あっという間に3月になりましたね。
お天気予報で知ったのですが、3月は「ライオンのようにやってきて子羊のように去る」というそうです。
3月は初めは、春の嵐など荒れた天気もありますが、終盤には、あたたかく花も咲き穏やかになるものだ、という意味だそうです。
早く暖かくなってほしいですね(^_-)-☆
さて、幼児食アドバイザーによる食育講座のこどものお口の機能のためにというテーマでお話しをして4回目となっています。
今回は、バンボタイプに注意 です。
腰が据わる前に座位をいそがせないで
腰が据わる前、すなわち体の軸が安定するまえに、腰を支えるタイプ(いわゆるバンボタイプ)のベビーチェアを使用して無理に座位をとらせることは,自座位と歩行のための発達を阻害し、脊椎のゆがみにつながります。
さらに「動き回らないように」「離乳食を与えるのに便利だから」と、食事用のチェアとしてバンボタイプのベビーチェアが代用されることがありますが、自座位ができない状態では自分の力で上半身が支えられずに、頸部の位置も安定しません。
そのため、たとえば手づかみ食べをしようとしても手が出にくく、手づかみがしにくかったり、飲み込みにくく吐き出してしまうこともあります。
上半身が自ら支えられる力がなければ、嚥下する力や自食するちからも十分に備わっていないということなのです。
一歩一歩階段を登りましょう。