予防歯科

人生100年時代での健康寿命を
延ばすために

人生100年時代での健康寿命を延ばすために

「歯医者は歯が痛くなったら行くところ」とお考えの方はいらっしゃいませんか?
確かに何十年も昔はこのような考え方が一般的だったかもしれませんが、それでは歯の健康、お口の健康を人生100年時代において維持することは難しいでしょう。
問題が起こってから歯を「治療」するのではなく、病気にならないように「予防」に努めること、医科の様々な分野でもそうであるように、歯科においてもこのような認識が特に大切となります。

大阪市天王寺区上本町の藤村歯科クリニックでは、予防歯科を力強く積極的に推奨しており、担当の歯科衛生士とともに歯の健康をサポートする体制を整えておりますので、予防歯科にご興味のある方は是非お気軽にご連絡ください。

なぜ、予防が重要なのでしょうか?

80歳での残存歯数現在、厚生労働省や日本歯科医師会では、「8020(はちまるにまる)運動」というものを推奨しています。これは、満80歳で20本以上の歯を残そう(全部で28本のうち)という運動のことです。1999年に行われた「歯科疾患実態調査」によると、日本人の80歳時点での残存歯数は平均8本程度で20本以上の歯を持つ人の割合は15%程度しかいないという結果が出ています。アメリカでは80歳時点での平均残存歯数は平均17本、スウェーデンの平均25本と言われていることから、日本の数字がいかに少ないかがお分かり頂けるでしょう。

これは歯科医師の技術の差や、日本人の歯がとりわけ弱いという訳では決してありません…

 

「国民の歯に対する意識・認識」「歯科との関わり方」に大きな差があるからです。「国民の歯に対する意識・認識」「歯科との関わり方」に大きな差があるからです。

 

定期的に歯科医院で検診を受けている人の割合スウェーデンでは定期検診の受診率が約98%に対し、日本の定期検診受診率はわずか3%程度と極めて低いことが分かっています。

日本とスウェーデンの歯科治療受診率の比較

日本での歯科治療受診率 スウェーデンの歯科治療受診率
日本での歯科治療受診率 スウェーデンの歯科治療受診率
日本での考え方 北欧での考え方
およそ9割以上の方が治療のために歯医者に通っており、さらにその内のおよそ7割が再治療のために受診しているという調査結果が出ています。これは、ほとんどの人が「痛みや腫れなど問題が起きてから歯医者に行っている」こと、そして「治療後のケアが不十分で再発してからまた歯医者に行っている」ことを意味します。 欧米諸国では、痛みや腫れなどのトラブルが起きてから「治療」するのではなく、トラブルが起きないよう「予防」のための定期検診を受けに歯医者を利用する人がほとんどです。こうした認識によって虫歯や歯周病のリスクが抑えられ、仮に治療が必要であっても早期発見・早期治療することで歯を長期的に維持することが可能になります。
つまり、予防意識の高さが将来どれだけ歯を残せるかを決めていると言っても過言ではないのです。

およそ9割以上の方が治療のために歯医者に通っており、さらにその内のおよそ7割が再治療のために受診しているという調査結果が出ています。これは、ほとんどの人が「痛みや腫れなど問題が起きてから歯医者に行っている」こと、そして「治療後のケアが不十分で再発してからまた歯医者に行っている」ことを意味します。欧米諸国では、痛みや腫れなどのトラブルが起きてから「治療」するのではなく、トラブルが起きないよう「予防」のための定期検診を受けに歯医者を利用する人がほとんどです。こうした認識によって虫歯や歯周病のリスクが抑えられ、仮に治療が必要であっても早期発見・早期治療することで歯を長期的に維持することが可能になります。

つまり、予防意識の高さが将来どれだけ歯を残せるかを決めていると言っても過言ではないのです。
このような状況は文化や価値観、医療制度の違いなど様々な背景がありますが、日本は欧米諸国に比べてまだまだ「予防歯科後進国」と言えます。
もちろん、むし歯や歯周病は残念ながら自然治癒することはなく治療をしなければ治りませんので、病気になってからの通院も大切ですが、治すよりももっと大切なことは「病気にならないこと」=予防・メインテナンスを行うことなのです。

むし歯の治療は感染して軟らかくなった部分を全て削り取って、そこをセラミックや金属などの人工物に置換されるわけで、決して天然の歯が再生されることはありません。歯周病では歯を支える顎の骨(歯槽骨)が溶かされますが、これも治療によって元通りに回復するわけでは決してありません。
私たちが戦うむし歯や歯周病は細菌感染症であり、繰り返しになりますが細菌に感染した部分は歯でも骨でも再生して元通りにはならないのです。
ですから予防という概念がないままどんどん治療を重ねていくだけでは、どんなに質の高い治療を行っても歯は徐々に弱体化していくのです。天然歯に勝るものはなく、様々なリスクを抱えた結果、歯を多く喪失することになってしまうのです。

また予防を重視することで、歯を守るだけでなく歯科医療における4つの負担を大幅に軽減することができます。

予防型歯科医療で軽減できる4つの負担
1 治療時間2 治療回数3 治療費4 治療時の痛み

医療の基本は、できる限り予防する、万が一病気になっても早期発見・早期治療にて対応することです。重症化してからでは機能回復は難しい場合が多くあります。そしてこれは、歯や身体の負担はもちろん、治療に費やす貴重な患者様のお時間や経済的な負担の軽減のためでもあります。定期検診で早めにむし歯や歯周病の原因を発見し、適切にその原因を取り除くことで、治療を最小限に抑え、歯の健康を長期的に維持することができるのです。歯に痛みが出たり、詰め物や被せ物が外れたりしてから歯医者に行くという「治療型歯科医療(日本)」から、問題がないうちから歯の健康を維持する「予防型歯科医療(北欧)」にシフトしていくことがご自身の歯を守るための秘訣なのです。

治療型歯科医療(日本)と予防型歯科医療(北欧)

治療するために通院するのではなく、予防・メインテナンスのために通院するようにしていきましょう。

藤村歯科クリニックの予防歯科

治療終了後、患者様ごとに様々なリスクを勘案し、またご都合をお伺いしながらオーダーメイドの予防プログラムを作成します。

予防歯科で行うこと

  • レントゲン撮影
  • 歯周組織検査(ポケットの深さ、歯の動揺度、出血率、歯肉の状態など)
  • 口腔内写真撮影
  • ブラッシング指導
  • 歯垢、歯石、着色などのクリーニング
  • PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)
  • ガムマッサージ

など

何か月ごとに、どのくらいの間隔で定期検診を行うのか?どんなメニューを組むのか?は患者様によって異なりますが、大人の方では1時間程お時間を頂戴し、歯科医師の指示・管理の下、担当の歯科衛生士により行います。

歯周組織の検査

歯周組織の健康状態を見る検査です。専用の器具で歯周ポケット(歯と歯茎の間の溝)の深さを測るとともに、出血や膿の出ている箇所をチェックします。そのほか、磨き残しや歯の動揺もチェックし、歯周病のリスクを診断します。

プラークの染めだし

歯垢(プラーク)を染色液によって染め出すことで、視覚的にどこに磨き残しがあるのかを理解でき、その歯垢をどの程度ブラッシングをすれば取れるのか体感することで、ブラッシングの技術の向上に役立てることができます。

ブラッシング指導

プラークの染め出しでチェックしたブラッシングのクセを踏まえつつ、患者様に適したブラッシング方法を指導します。歯間ブラシやデンタルフロスの使い方も合わせて指導いたします。ご自宅でのセルフケアの際にどんなケアグッズが適切なのかもお伝えします。

フッ素塗布

フッ素には、歯質を強くし歯の再石灰化を促進するという働きがあります。これを歯の表面に塗布することで、虫歯の予防効果が期待できます。また、ごく初期の虫歯であればフッ素塗布で治癒することもあります。

スケーリング

軽度の歯周病に対して行う処置。スケーラーと呼ばれる専用器具を用いて、ブラッシングでは落としきれないプラークや付着した歯石を取り除きます。

PMCT(Professional Mechanical Tooth Cleaning)

むし歯や歯周病を引き起こす細菌は、一定の時間を経るとネバネバとした粘液状の「バイオフィルム」という最近の集合体になります。このバイオフィルムはご自宅でのセルフケアで洗口液によるうがいやブラッシングなどではなかなか落とすことができません。

PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)は歯科医師や歯科衛生士が、専用器具を用いてこのバイオフィルムを除去することであり、定期健診の目的はこのバイオフィルムの除去を行うことが医学的には大きな意味があります。

ガムマッサージ

歯ぐき全体や頬の内側も指で丁寧にマッサージし、お口の中にある全身のつぼを適度に刺激します。
お口周りのしわの予防や唇のハリ効果が期待できます。

予防歯科Q&A

フッ素にはどのような効果がありますか?

歯磨きで落としきれなかった歯垢(プラーク)が作るむし歯の原因菌の働きを弱め、歯垢(プラーク)が作る酸の量を抑えたり、歯から溶け出したカルシウムやリンの再石灰化を促進させて表面を酸にとけにくい強い性質のフルオロアパタイトに変質させることができます。

むし歯はどんな場所によくできるのですか?

歯の噛むところ(咬合面)、歯と歯茎の間(歯頚部)、歯と歯の間(隣接面)によくできます。むし歯にならないためには正しい道具や正しい磨き方が大切です。

フロスや歯間ブラシなどを使う必要はありますか?

むし歯がよくできる歯と歯の間の汚れをきれいにすることは歯ブラシだけでは難しいため、フロスや歯間ブラシを使うことはむし歯予防には欠かせません。歯ブラシのみの場合では上手に磨いても全体の約60%しか汚れを取り除けないが、フロスや歯間ブラシを併用することで90%近くの汚れを落とすことができるという研究結果もあります。

フロスと歯間ブラシはどう違うのですか?どう使いわけるのですか?

歯と歯の間の隙間を下部鼓形空隙といいますが、この空隙の広さ次第で使い分けます。若年者は一般的にはこの空隙が歯肉で埋まっているため、デンタルフロス(糸ようじ)を用います。一方、歯周病などで歯肉が下がり空隙が広い部位や、ブリッジ・インプラントで連結されている部位には歯間ブラシが適しています。使い方やサイズなど患者様ごとに適した道具と磨き方は歯科衛生士のほうでご指導いたします。

フロスや歯間ブラシはどのくらいの頻度で使うのですか?

確かに理想の頻度は毎日です。とはいえ手間が増えますし、むし歯・歯周病のリスク次第でもう少し頻度は下げてもよろしいかと思います。習慣として継続することが大事なので無理のないように徐々に頻度を上げていくくらいの気持ちで大丈夫です。

電動歯ブラシは使った方がいいのでしょうか?どんな電動歯ブラシがお勧めですか?

手動の歯ブラシでもきちんと磨けていれば十分ですが…

  • 手動の歯ブラシを上手く使いこなせない方
  • 手の動きが不自由な方
  • ツルツルした舌感がお好きな方

は電動歯ブラシを使ってもよろしいかと思います。
電動歯ブラシの種類は「高速運動電動歯ブラシ」、「音波電動歯ブラシ」、「超音波電動歯ブラシ」に分類されます。現在歯科で主流となっているのは「音波電動歯ブラシ」で歯面に当ててゆっくりとスライドしていくもので、高速振動でプラークを除去します。ヘッド部分にもたくさん種類があり、大きさはコンパクトで毛先が丸く、硬さはふつうにものがおすすめです。患者様のお口の状況によっても変わりますのでお気軽にお尋ねください。

歯ブラシはどんなものを使えばいいですか?

選択の基準は毛先の大きさと硬さの2つだけです。毛の硬さや毛先の形、ヘッドの大きさは様々なものがありますが、一般的には

  • 毛の硬さは「ふつう」
  • 毛先は平らにカットされたもの
  • ヘッドは小さめ(毛の並びが縦に3列)

のものがおすすめです。患者様の歯磨きスキルやお口の状況にもよりますので、一度受診し自分にあった歯ブラシを使うようにしてください。

メインテナンスはどのくらいのペースで来たら良いですか?

定期検診を受ける間隔は一般的には3カ月に一度程度でよろしいかと思います。2、3カ月程度でむし歯や歯周病の原因となるバイオフィルムを分解除去します。当院では3ヵ月を目安にしておりますが、お口の状況や患者様のご要望も加味して、短めの間隔の方は毎月1回、長めの間隔の方は半年に1回の方もいらっしゃいます。

歯みがきをした後のうがいの回数はどうしたらいいですか?

大体の歯みがき粉の中にはむし歯予防に効果的なフッ素がはいっているので、過度にうがいをしてしまうと一緒に流されてしまいます。ですので、少量の水で1回がおすすめです。

歯磨き粉はどんなものを使ったらよいですか?

基本的には、発泡剤が入ってなく、お好きな味のものをお選び頂けたらと思います。
成分的には市販のものでさほど大きな差はないと考えますが、患者様のお口の状態によっては、おすすめの歯磨き粉もございますので気になる方は歯科衛生士にお尋ね下さい。

歯ブラシの交換時期はどのくらいですか?

1ヵ月に1回程度でよろしいかと思います。
お口の中には常在菌が存在しているので、ある程度の期間で歯ブラシには菌がたくさん付着します。菌の繁殖もありますし、毛先が開いた歯ブラシで磨くと汚れが落とし切れず、歯垢除去率が低下してしまいます。

洗口剤は使った方がよいですか?

必ずしも使わないといけないものではございません。洗口剤ではプラークを落とすことはできません。また過度な洗口剤の使用は口腔乾燥症を引き起こす可能性もありますので、あくまで補助的なものという位置づけでよろしいかと思います。

フッ素にはどのような効果がありますか?

大きくは以下の3つの効果があります。

  1. 歯質強化
    フッ素が歯に作用すると、歯質はフルオロアパタイトという非常に安定した結晶構造を持つようになり、歯質は強化され酸に強いむし歯になりにくい歯になります。
  2. 酸の生産を抑制
    歯みがきで落とし切れなかった歯垢が作るむし歯の原因菌の働きを弱め、歯垢が作る酸の量を抑えます。
  3. 再石灰化の促進
    唾液中のカルシウムやリン酸を菌にくっつけてくれます。この作用によりむし歯を予防してくれます。
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